費用対効果

先月4月29日、新聞折込チラシを一万四千部、投入配布させていただきました。おかげさまでそれなりの反響もあり一般墓、樹木葬墓地と併せて10件ほどの成約になっているかと思います。まずまずの出だしは好調かと思います。成約と同時に葬儀の生前予約も取り付けることが頻繁にあります。当院では遺体搬送から納骨まで。さらには遺品の回収業務、お焚き上げまで引き受けることができます。こうしたこともありこのチラシにより紹介してくださる方も多く時に相談者でごった返してしまうこともありました。電話での相談も毎日です。明後日5月31日(土)には5、6万部の配布を予定しております。尻上がりに業績が上向いているようです。すでに一万四千部の配布で持って20万部の費用は回収できていると思います。そのため7月、8月、9月とお盆、彼岸月のため集中的配布を検討中です。できれば埼玉県北部、そしてゆくゆくは全域もありかもしれません。とにかく当院は関東一円から信者の方は来ます。一気呵成的に攻勢を強めてこの機会に勢力図を塗り替えられればと思案中です。確かな手応えもあります。まだまだ充分にいけるという目論見もあります。
これに併せて緊縮財政に舵を切ります。費用対効果の望めない宣伝広告は一切やめること。寄付を依頼してくる宗門寺院に対しては今後は基本的には協力しない方向で検討しております。なぜなら焼け石に水だからです。自立できない寺院は早晩、座して死を待つだけです。そこに無駄金を使いたくはありません。廃寺が予想される寺院に後方支援をすることはないと思います。それなら可能性のある寺院に投資すべきです。私は人にも気を遣うこともありません。自由自在に生きております。結果をもっていつも大勝負をして賭けに出ております。予想は的中しているために強い立場と権限を有しております。それができていない寺院に寄付などしても無駄です。徒労と費消に終わるだけです。これからの寺院社会は一極集中化します。大帝国寺院を目指して再編するしか生き残る道はありません。このデフレと貧困化によってコロナ禍以上の打撃を受けております。経営状況はさらに悪化しております。大本山や宗派を支えることはできなくなりつつあります。そんな中、私はこれまでの苦労が報われております。大苦労、大修行を乗り越え、どんな批難や誹謗中傷にも耐え忍びました。結果、一生残せる業績をもてました。人生は正しい努力を続けていれば必ず見返りはあるものです。それを信じて継続し頑なに突き進んで来て本当によかったです。これまでの関係のほとんどは御破算にしました。そのため宗門でも地域でも私に対する誹謗は絶えなかったと聞きます。この屈辱があって今があります。
私がもっともキラキラしていると思います。人生には必ず見返りはあると思います。私がもっとも出世をして幸せなんだと思えます。よき仲間に恵まれております。信者もたくさんつくれています。事業も軌道に乗っております。敵を多くつくったために今があります。本当に正解だったと思えます。ありがたい日々です。とても充実してやりがいと生きがいに満たされております。南無帰依仏、南無帰依法、南無帰依僧です。納得のいかないことに対してははっきりとノーを突きつけるべきです。そして自らの信念に基づいて戦い理想を目指すべきです。同業者は一様に沈み切っております。ぱっとする人はいません。こちらは前途洋々として勇敢に航海しております。あゆみが止まることはありません。新寺建立をしたのでもないのでその苦労はもっと多いし破壊と創造の連続的結晶です。不動産寺院でもないのですべて自腹を切って来ただけです。そもそも不動産寺院から尊敬できる住職僧侶が出てくることはあり得ません。少なくとも私は見たことはありません。そのために不朽の傑作にできるという自負はあります。前代未聞の前人未到の開拓でした。
ここまでは前半の破壊的創造です。これからは革新的創造に切り替えます。大型保存版の新聞折込チラシを毎月投入すれば周知徹底します。見性院モデルが浸透していきどの地区にも行き渡ります。こうなれば締めたものです。その資金は用意できます。好循環しており経済活性化に拍車をかけることはできます。これまで寄付を強制してきた人は世間の支持がなくなるため埋没します。反対に自立をして質素倹約できたところは飛躍的に伸びてくるはずです。強制寄付によって成り立っているところは維持ができません。新規顧客がなく現時点の信徒(ユーザー)も離れます。自らの力量で生活をしておりませんから稼げません。人望もありません。信用も。これが今の時代の実態(経済)です。ところが当院は寄付も会費もありません。宗教的強制もありません。ユーザーの意思や考えにすべてをお任せしております。どんな宗教や宗教家を持ち込んでも可です。すべてを任意にしております。まさに天国(?)寺院です。そのため私のことをファンキー住職と称えてくれている人もいるようです。先のチラシが一人歩きをして口コミで広がっております。関東一円からの問い合わせも増えてきました。これが半年も続けば大賑わいになってしまうと思います。
ただ今、執筆途中に事務所から生前葬の申し込みの相談がありました。今後は生前に葬儀、そして戒名授与まで済ませておくことはとても意義のあることです。とにかく自分が生きている間に自らの葬儀を自分の目で見ることができます。見届けることができるのはよき思い出にもなります。本人が納得できます。死後に人に迷惑をかけなくて済みます。ほとんどの葬儀は葬儀社と僧侶が金儲けのためにやっているだけのことです。そこに深い意味など何もありません。漸くそれに気づいた都会の人は今はほとんどが直葬(無葬儀)だそうです。当院ではこれから生前葬が増えるようです。よいことです。生前葬をしておけば後悔もなく世間体も悪くはありません。一石二鳥です。死後葬から生前葬の流れは進むと思います。葬儀に参列するなど時間の無駄です。導師の心が洗われるような説法や読経、御詠歌がなければ無意味です。私はこれからはもう出ません。参列料をいただきます。
今は厨房のリフォームに夢中です。キッチンカーが早く欲しいです。そこを窓口にします。毎日毎日、お弁当をつくってもらってます。それをみなさんに届けたいです。法事のお弁当も手作り弁当にしたいです。もう試食は三ヶ月もしております。キッチンカーがあればお年寄りの家庭にも届けることができます。遠方まで行けます。近日中に展示場に行き買い付けを検討しております。業務用コンロや銀台も用意します。すでに業務用の調理器具や食器は多数揃えておりいつでも開業できるようにはしております。人も揃ってきております。資金も大丈夫です。ますます面白くなります。さらにさらにご期待ください。
令和7年5月28日
見性院住職