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御翠簾(ごすいれん)の設置

昨日から御翠簾、つまりすだれの設置が始まりました。本堂と位牌堂に順次、取り付けていきます。同時に襖絵も製作中です。堂内が雰囲気がガラリと変わって圧巻となると思われます。最終的な完成はお盆前になるかと思われます。今年のお盆法要はいつも以上に趣向を凝らして行う予定です。最後の法要(施食会)は私が導師で僅かの供養料を支払ってもらえたら誰でも入場できるようにしたいと考えております。お盆法要は見性院本堂で感動の読経と法話(短時間)を聞きたい人は多いはずです。どなた様でも参加できるように取り計いたいと思います。先着100名とかにはなると思います。今月末の役員会に提案をするつもりでおります。毎年毎年とブラッシュアップをしているのが我が見性院のお盆です。仲間内だけでやっているためにどうにでも変えられることが強みです。今の見性院の本堂を見たい人はたくさんいるはずです。毎年、お盆には誰でも低料金で参加ができる時間帯を設けられたら最善です。総回向としてたとえ堂内がごった返しても大盛況でよいと思います。何とか今年はそれを実現したいものです。場合によっては総回向が二座でよいかとわたしなりには思考しております。いずれにしても活況を呈する行事にします。ご期待ください。

今は三寒四温の季節ですが大阪、京都、長野、富山、福井と連日のように飛び回っております。弾丸スケジュールのため夜明けに出て深夜の帰宅も珍しくはありません。漸く大事業、大工事は終えて少し気が楽になり内装や視察にも資金を投入できております。好決算になると思われるため職員全員への特別賞与を思案中です。小休止もしたいためブログの更新は暫し控えております。丙午の今年は波乱と激変のようです。普通にしていたら押し潰されてしまうと躍起になっている人も多いようにも思います。確かに大勝負の時期にあるように思います。大淘汰と大倒産、大リストラ時代と言われております。黒字倒産、人手不足倒産も相次いでいるようです。当院はある程度は余裕をもって淡々と粛々とこれまで通りにやっていくつもりです。時代や流行に左右されることなく不易流行がモットーです。変わらない信念と動じない姿勢、弛まぬ努力と清貧さがあるのみです。そしていつも楽天的で任運的でありたいと思います。毎日毎日が楽しく充実していたいものです。私は最近は無理をせずに積極的に疲れたら休むことを主眼にしております。それにより整理整頓ができたり精神的安定に寄与しております。また日課の筋トレも疲れが溜まっていたらやらないことにしております。それにより却って身体的状態もよくよい仕上がりになっております。人間は何事も焦りなく少しの余裕をいつももって地道に天命に従って生きていくことがよいのだと悟りました。それによってすべては好転していきます。そして思い通りにいかないことが最善であることを悟ることだと思います。それこそ自身にとってもっともよいことであることを認識することだと思います。すべては一時のことです。長い目で見ないとわからないことだらけです。眼前に起こる事象に慌てふためくことなど何もないと思います。その奥底にある真実を見極めていくことこそに真相があり真実があります。そして結果があるものです。

因果を見極めていくことこそに仏教の哲理があります。脇目を振らずに今、ここをありのままに、あるべきように生きられたら最高です。答えはいつも先からやって来ます。あとから知ります。道元曰く、「自己をはこびて万法を修証するを迷いとし、万法、はこびて自己を修証するはさとりなり。」に尽きます。運命とは不思議なものでまことしやかに真実を映し出しております。現実を投影してその中から私たちに示唆を与えこの世の奥義を教えております。道元のいう、現成公案です。常に修行の中にさとりはあり悟りの中に修行ありです。心配をすることは何もありません。すべては真実でしかありません。現実こそ真実であり真実は実は現実の中にあります。なるようになっていくものです。その現実に自己を照らしてみる時に感謝しか出てこないことを教えているのが仏教かと思います。私もそこまではなかなか悟れません。浮世に身を置き右往左往しているだけです。まだまだです。遊泳を時に楽しみ時に悲しみ、恨み嘆いて生きております。そんな遊行の旅をこれからも続けて行けたらと思う今日この頃です。涅槃への道標(みちしるべ)として。迷える子羊も悟り澄ました老僧も所詮はそれほどの違いがあるとは思えません。娑婆世界を生きる人間たちです。煩悩のままに生きるも菩提、菩提を目指して煩悩を生きるも悟りかと。今朝は旅から戻り朝のお勤め後のコーヒーブレイク中の戯言でした。あしからず。今回は最近の見性院の風景、写真集をお届けします。

 

令和八年三月十三日

見性院 橋本英樹拝

 

 

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