随縁会


これからの見性院の在り方(住職からのお願い)

信徒各位

当見性院は、仏教界のこれからの時代を切り開く魁(さきがけ)として、おかげさまで、メディアに取り上げられる寺院として広く社会に知られるようになりました。これも、偏(ひとえ)に信徒の皆様のご支援によるものと感謝いたしております。

さて、今後の方針の一環として、○少子高齢化の問題○家族形態の多様化○産業構造の変化等々、急速に進む時代の変化に対応するには、故事「温故知新」に習い固定的な考え方や前例踏襲する考え方などの見直しが必要不可欠であると考えます。と、同時に厳しい時代を乗り越えるためには早め早めに手を打ち、当面の問題を解決すべく努力して参る所存でございますので、ご理解賜りますようお願い申し上げます。

そこで、憲法第20条に則(のっと)り、『信教の自由』を尊重するとともに、宗教儀礼等の『選択の自由』も提供させていただきます。よって他寺院への儀礼依頼及び、異宗教への移動並びに改宗も自由とさせていただきたいと思います。

因(ちな)みに、平成24年度総会において檀家制度を廃止し信徒制に移行する旨(むね)の承認をいただいております。よって熟慮に熟慮を重ね新生「見性院」として再出発したいと思いますので、今後とも信徒として見性院の護持・発展にお付き合いいただける方は、別紙「承諾書」に署名捺印の上ご提出していただきたくお願い申し上げます。なお、承諾書提出は、任意でございます。

次に、墓地管理につきましては、これまで私物化(滞納、転売、無縁墓の無断取得)など、諸問題が山積しており、長きにわたり苦慮して参りましたが一つ一つ解決に向けて努力して参りたいと考えております。

従いまして、新生見性院として信徒の皆様には是非ご理解を頂き、見性院への支持、協力、貢献を惜しまず、引き続き信徒としてのお付き合いを願っておりますので、ご賛同下さいますよう衷心(ちゅうしん)よりお願い申し上げます。

追伸、「熊谷霊園」が昨年10月中旬に開園の運びとなりましたので、お知らせ致します。

合掌

平成28年2月9日
見性院
住職 橋本 英樹